池の平(湿原)、三方ヶ峰

池の平(湿原)、三方ヶ峰

【当ホテルからお車で(池の平駐車場まで)約 45 分】

池の平湿原は標高 2,000 m 、数万年前の三方ヶ峰火山の火口原に広がる高層湿原です。池の平周辺の浅間山麓一帯の地域は、温暖な里山から、一気に標高 2,000 m 超の山頂へと気流が向かう急峻な地形になっています。そして内陸性気候ということから昼夜の気温差、年間の気温差がとても大きく、特色ある気候条件にあります。

そのため、里山に生息する動植物から、本来ならば 3,000 m 級山岳地帯に見られるような高山性の動植物までが、この狭い一帯に混在し生息しているのです。こうした特有の環境が、池の平湿原周辺を、多様な自然がおりなす”高山植物の宝庫”としてくれたのです。

6 月はイワカガミ、ハクサンシャクナゲ、7月にはレンゲツツジ、アヤメの大群落、8月~9月にはヤナギラン、ノアザミ、マツムシソウ、リンドウなどの草花が 咲きほこります。見晴岳、三方ヶ峰の南斜面には、”高山植物の女王 コマクサ”の群落(6月下旬~7月)も見られます。また、ウメバチソウ、モウセンゴケ、ワタスゲなどの湿性植物の観察できます。

野生動物も、オコジョ、ニホンカモシカ、ノスリ、ハヤブサなどが生息し、木々の間には多くの野鳥がさえずり、また花を求めて集まるベニヒカゲやミヤマモンキチョウ、ミヤマシロチョウなどの貴重な高山蝶も見られます。

名称:池の平(湿原)
住所:〒389-0513 長野県東御市滋野
TEL :0268 – 62 – 7701(東御市観光情報ステーション)

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