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黒斑山( 2,404 m)は、群馬県では浅間山(釜山火口 2,568 m)に次ぐ、第三位の高さであり、浅間山のド迫力近景を楽しめる山として人気です。
浅間山の噴火レベルが上がった際には、黒斑山が浅間山の代わりとして登られています。しかし、現在活動中の浅間山火口(釜山火口)は有毒ガスが発生し半永久的に立入禁止となってるので、一般的に「浅間山登山」は一つ外側のピーク、前掛山( 2,524 m)山頂へ登山されています。つまり、黒斑山登山も、前掛山登山も、浅間山ピークの一つに登る、ということになります。
黒斑山は浅間山の前々身の火山で、10万年程前から活動をはじめ最盛期の標高は 2,800 ~ 2,900 m 位あったと考えられています。2万3000~2万4300年前、プリニー式噴火に伴って大規模な山体崩壊が生じました。現在の黒斑山は、その際崩壊せずに残った西半分で、山頂およびトーミの頭付近からは広大な馬蹄形カルデラが広がり、その奥に帝王・浅間山が鎮座しています。胸を打つこの風景は、黒斑山ハイカーをリピートさせる所以です。
登山道は森林帯、ガレ地、岩場、尾根道など変化に富んでおり、ガレ地を振り返れば西の湯の丸山へと延びる稜線の上に鹿島槍や槍穂高などの北アルプスの山並みが見 られます。途中から見え隠れしていた黒斑山が途中から浅間山に変わります。その後は、地球のダイナミズムを肌で感じることができるスケールの大きな展望があなたを待っています。
名称:黒斑山
住所:長野県小諸市、群馬県嬬恋村
TEL:0267 – 22 – 1700(小諸市産業振興部 商工観光課 観光交流係)
TEL: 0279 – 82 – 1293(嬬恋村観光商工課)
https://www.city.komoro.lg.jp/official/kanko_sangyo/kanko/kankoannai_spot/4653.html