【当ホテルからお車で(高ジョッキ登山口まで)約 38 分】
吾妻渓谷内の登山道が整備されたコースで、山頂からの眺望が最も良い場所が「高ジョッキ」です。隣の「丸山」が三面 100 mの絶壁を有しているために、丸山の方が景色が良いと思われがちですが、高ジョッキの方が頂上周囲に樹木が少ないために、ほぼ全方向のパノラマを楽しむことができます。
地学的には、高ジョッキや丸山周辺の断崖は、菅峰火山の山体自重により生まれた断層部が、碓氷火山列の隆起に伴ってそれぞれが離れ、今の形状になったと考えられています。「高ジョッキ」は、須賀尾峠からの尾根筋から高く突き出た、特異な場所で「高ジョッキ山」ということではなく、尾根の一部です。
尾根道は難しくはありませんが、最後のジョッキの上に立つためには、狭く急な岩場をロープ無しで登らなくてはなりません。登山者とすれ違うこともごく稀な山なので、丁寧に慎重に登れば、初級者でも登攀(とうはん)にアタックする喜びを体験することができます。
名称:高ジョッキ
住所:〒377-0934 群馬県吾妻郡東吾妻町大字須賀尾
TEL :0279 – 82 – 2244(長野原町企画観光課)