弘法山(独鈷山岩屋堂〔奥の院〕)

弘法山(独鈷山岩屋堂〔奥の院〕)

【当ホテルからお車で(塩田城跡まで)約1時間 20 分】

“信州の鎌倉”と呼ばれる上田市塩田平には、中世の山城「塩田城」があり、砦のある尾根をそのまま登っていくと、独鈷山の一支脈である弘法山(842)です。元々は弘法大師が弘仁年中(812)、護摩修行の霊場として開創し、独鈷を以ってお加持をしたところ水が沸出したので独鈷山と呼ぶようになったと伝わっています。後の塩田北条氏の時代である元弘年中(1331)に、寺院を塩田城の鬼門位置に移しました。それが、三重塔がある前山寺です。

独鈷山岩屋堂(奥の院)といわれる弘法山々頂付近には寛政5年(1793)に、この山の岩をうがって、木仏の西国三十三番観音が祀られました。近年、仏像の破損などから、これを前山寺に移し、平成元年に近隣の石工組合の協力を得て石仏の観音像が復元されました。岩屋の中には弘法大師像が安置されています。

名称:弘法山
住所:〒386-1436 長野県上田市前山
TEL :0268 – 71 – 6074(上田市観光協会)

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