砥石・米山城探索と北国街道『柳町』観光

砥石・米山城探索と北国街道『柳町』観光

2020 年6月 12 日(火)オプショナルツアー
「砥石・米山城探索と北国街道『柳町』観光」

2020 年6月 12 日の ホテル軽井沢 1130 オプショナルツアーは、
雨天のため「砥石・米山城探索と北国街道『柳町』観光」に変更いたしました。

前半は戦国時代の山城「砥石・米山城跡」を軽登山しながら探索し、後半は「北国街道 柳町」で街歩きをし、そのまま真田信之の正室・小松姫のお墓がある「芳泉寺」まで移動し、お参りします。

昼食は北国街道柳町のレストラン等でご自由にお召し上がりください。

「砥石・米山城跡」
上田・小県地方には、たくさんの山城跡がありますが、砥石城跡のように戦国時代4回も対決が行われた城は、ほかにはみあたりません。また、砥石城は、真田氏の発展にとっても、きわめて重要な意味をもった山城です。

天文 19 年(1550)甲斐(山梨県)の武田信玄が、村上義清(坂城の葛尾城主)の守る砥石城を、大軍をもって一ヶ月余攻めましたが、堅固な山城のため攻略できずに、かえって敗退しました。その翌年武田氏配下の真田幸隆が、得意の戦略によって、砥石城を乗っ取ってしまいました。

ついで天正十三年(1585)の第一次上田合戦の際、上田城の背後をおさえるだいじな砥石城には、昌幸の長男信幸(之)が守りを固めていました。さらに慶長五年(1600)第二次上田合戦の時、昌幸の二男信繁(幸村)がたてこもりましたが、後に徳川に味方した兄信幸が入城することになりました。このように上田盆地の北半分のおさえであった砥石城は村上・武田.真田・徳川らの争いの場になったのです。

砥石城跡は、上田盆地の北東にそびえる東太郎山の尾根先を利用して築かれ、東は神川沿いの切りたった崖、西は急坂続きの斜面で、麓に展開する旧神科村畑山〔はたやま〕・伊勢山・金剛寺の三集落にまたがるスケールの大きい山城群です。一番広大な本城を中心に北に桝形〔ますがた〕城、南に砥石〔といし〕城、西南方に米山城があり、この四城をまとめて砥石・米山城跡といいます。

「北国街道 柳町」
上田城から徒歩約10分。旧 北国街道(ほっこくかいどう)沿いの家並みが残る通りです。柳の木が多かったこの通りに旅籠屋や商家が軒を連ね、呉服屋だけでも25軒あったといいます。面影を残す街並みは白い土塀に格子戸のある家、古道具屋、杉玉のある造り酒屋などがあります。現在では、地酒・地ワイン、信州そばや美味だれ焼き鳥、また天然酵母のベーカリーやご当地スイーツなど、信州上田の魅力的な名物・銘品を扱う店舗が並ぶ、江戸時代の面影を残した上田城下の商い処です。

「芳泉寺(小松姫の墓)」
小松姫は、徳川家康の重臣本多忠勝の娘として生まれ、家康の養女となって、真田昌幸の長男信之(幸)に嫁ぎました。信之夫人として迎えられた事情について、次のような逸話〔いつわ〕が伝えられています。小松姫は、才色兼備〔さいしょくけんび〕をもってきこえ、家康が若い大名を列座させて婿〔むこ〕を選ばせたところ、家康を前にして恐れる大名が多かった中に、最も落ちついて堂々とした動作の信之を見て、小松姫自身が心を動かされ進んで信之を選んだということです。真田家が乱世を生きるむずかしい時に、信之が進退をら誤らないで、真田家十万石の基〔もとい〕をつくったのは、この夫人の内助の功によるところが大きいといわれています。

≪スケジュール≫
  9:00 ホテル出発
10:00 米山・砥石城跡 駐車場 着 探索・軽登山開始
12:00 一回りして駐車場に戻る 車で移動
12:15 北国街道 柳町 着 自由行動 自由昼食  
13:30 車で移動
13:40 芳泉寺 訪問参拝 小松姫の墓
14:0
0 芳泉寺 出発
15
:10 ホテル帰着

※ 15:30 発の「ホテル発 軽井沢駅行き無料シャトルバス」乗車に間に合います!

【ツアー参加費】
 会員 無料
 ビジター お一人様 2,000 円
 ※ ご昼食代等は各自で別途ご負担いただきます。

【予約方法】
 ご宿泊ゲスト専用のオプショナルツアーです。
 宿泊予約と共にお申込み下さい。
 ホテル軽井沢 1130 予約係:0279 – 86 – 6111
 (オプショナルツアーはお電話でのみ、ご予約を承ります。)

【定員】 限定3組 最大8名様まで 4名様以上で貸切も可能!

【服装・持ち物】
 動きやすく登山に適した服装、登山靴、リュックサック、飲み水、
 行動食、雨具、靴ひもの予備、寒さ対策の上着、身分証明書など。

【申込み〆切】 2020 年6月8日(月)

【ツアーチラシ PDF ファイル(A4サイズ)】
 ここをクリック してダウンロードしてください。


2020 年6月 12 日(火)オプショナルツアーの様子
「砥石・米山城探索と北国街道『柳町』観光」

6月 12 日のオプショナルツアーは雨天のために急遽、予定を変更し、「砥石・米山城探索と北国街道『柳町』観光」を実施いたしました。ご参加くださいましたゲストの皆様方、誠にありがとうございました。

昨日、北信濃の名将・村上義清公について触れたので、村上氏と関係の深い「砥石・米山城」に行くことにしました。

砥石城は東太郎山の一支脈の先端にある、砦群です。山城は攻められないようにするために急崖に築城されますが、砥石城は本丸付近に大きな曲輪群があり、山上にこんなに平場を造れる城は珍しく、戦闘には有利だと思いました。

北国街道「柳町」は古い宿場町の家並みの中にお洒落で美味しい店が入っており、エキサイティングな街です。今回は「岡崎酒造」「ルヴァン」「森文」「武田味噌」さんなどでお買い物をしました。

そして芳泉寺「小松姫(真田信之の正室)の墓」にお参りに行く途中、「和田龍酒造」さんにも寄ることができ、お気に入りの一本を見つけられたようでした。

徐々にではありますが、コロナ渦による沈黙から、街が息を吹き返し始めているのを感じました。

砥石・米山城探索と北国街道『柳町』観光ツアー の様子


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