北関東屈指の名園「徳明園」と洞窟観音、高崎白衣大観音

北関東屈指の名園「徳明園」と洞窟観音、高崎白衣大観音

2020 年 11 月 30 日(月)オプショナルツアー
「北関東屈指の名園『徳明園』と洞窟観音、高崎白衣大観音」

2020 年 11 月 30 日(月)の ホテル軽井沢 1130 オプショナルツアーは、
「北関東屈指の名園『徳明園』と洞窟観音、高崎白衣大観音」を実施いたします。

徳明園は、洞窟観音掘削時に出た土砂を盛って造園された約 6000 坪の、高低差を特長とする回遊式日本庭園で、その美しさは北関東一とも評されています。一方、観音山々頂にある高崎市のシンボル・白衣大観音は高さ 41.8 メートルで、9階まで昇り降りする胎内めぐりができます。高崎市の紅葉名所と寺院を巡ります。

昼食は道の駅「くらぶち小栗の里」内の食事処で、ご自由にお召し上がりください。

徳明園
洞窟観音と同様に造成が進められた回遊式日本庭園です。スケールの大きさで北関東一の名園として評価されていて、群馬の銘石、 三波石を主として全国から集められた数多くの石造物や巨岩で構築され、一部には枯山水をも配しています。自生の赤松に、新潟の黒松や、さつき等様々な名木を配植して造営された庭です。
初春の岩つつじや桜、初夏の紫陽花、秋には燃えるような紅葉、冬には壮厳な美しさとなる雪景色等、四季の様々な移ろいの舞台となって人々を楽しませてくれます。

洞窟観音
呉服商山田徳蔵によって大正8年着工され、50 年の歳月をかけて作られたものです。動力や土木機械のない時代に、つるはしやスコップなど全て人力で山を抜き、谷を埋め、池を掘り、石を運び、工事が行われた事を考えるとその困難さと規模の大きさが想像されます。
洞窟内の坑道は、長さ 400 メートルをこえ、幾多の巨石銘石を配した洞窟内の大小空間は、彼岸の楽土をイメージし、深山幽谷を写し、大瀑布、渓流になぞらえ、それぞれを背景に石彫の名工、楽山が生涯かけて彫刻した御影石の観音像39体が他の石彫群と共に安置され神秘的な法悦の世界を繰りひろげています。

観音山慈眼院
〔公式HPより〕慈眼院はもともと高野山金剛峯寺の塔頭寺院のひとつで、学侶方の寺院として隆盛を誇っておりました。明治の廃仏毀釈で高野山でも寺院の統合廃寺がすすむなか、衰退しつつも慈眼院は昭和初期まで存在しておりました。高崎白衣大観音建立後、昭和 16(1941)年に高野山より別格本山として高崎への移転が決まりました。
創建は、鎌倉中期、執権北条義時の三男、相州極楽寺入道重時と伝えられます。寺記によると、元禄時火災により炎上、過去帳や古文書の類はことごとく焼失したといわれています。

高崎白衣大観音
観音山の山頂、標高 190 メートルの地点にある、高さは 41.8 メートル、重さは 5,985 トン、親指の太さは直径 0.4 メートルのコンクリート造りの観音像で、昭和 11 年(1936年)に実業家井上保三郎によって建立されました。
原型製作は伊勢崎市出身の彫刻家森村酉三。
観光地としての他、関東八十八ヵ所霊場第一番札所として多くの拝観客訪れるほか、東国花の寺百ヶ寺のひとつに選ばれ、全山約三千本の桜をはじめ四季を通じて様々な草花を楽しむことができる市民憩いの場ともなっています。
胎内は9階建てで拝観することができ階段で肩まで登ることができます。胎内には 20 体の仏像が安置され、最上階からは高崎市街地はもとより、上毛三山をはじめ遠く日光連山、秩父連山、八ヶ岳連峰など望むことができます。
観音像は平成 10(1998)年に「たかさき都市景観賞」受賞、平成 12(2000)年には国の「登録有形文化財」に指定されました。建立されて以降ずっと、高崎のシンボルとして愛されつづけています。

≪スケジュール≫

※ 10:30 発の「軽井沢駅発 ホテル行き無料シャトルバス」
  お乗りいただいても、
このツアーに間に合います!

11:30 ホテル 出発
12:15 道の駅くらぶち小栗の里 昼食休憩(45分)
13:45 徳明園・洞窟観音
15:00 出発
15:10 高崎市営 観音山有料駐車場
15:20 慈眼院・高崎白衣大観音
16:20 出発
17:50 ホテル 戻り

【ツアー参加費】
 会員 無料
 ビジター お一人様 2,000 円
 ※ ご昼食代、入園料、拝観料等は各自で別途ご負担いただきます。

【予約方法】
 ご宿泊ゲスト専用のオプショナルツアーです。
 宿泊予約と共にお申込み下さい。
 ホテル軽井沢 1130 予約係:0279 – 86 – 6111
 (オプショナルツアーはお電話でのみ、ご予約を承ります。)

【定員】 限定3組 最大8名様まで 4名様以上で貸切も可能!

【服装・持ち物】
 動きやすい服装、散策しやすい運動靴、防寒着、上着、
 防寒具(帽子・手袋など)、飲み水、雨具、身分証明書など

【申込み〆切】 2020 年 11 月 27 日

【ツアーチラシ PDF ファイル(A4サイズ)】
 ここをクリック してダウンロードしてください。


2020 年 11 月 30 日(月)オプショナルツアーの様子
「北関東屈指の名園『徳明園』と洞窟観音、高崎白衣大観音」

11 月 30 日オプショナルツアー「北関東屈指の名園『徳明園』と洞窟観音、高崎白衣大観音」無事終了いたしました。ご参加くださいましたゲストの皆様方、誠にありがとうございました。

担当ガイドのコメントを添えて、当日の様子を報告いたします。

栄寿亭のカツ丼(高崎市)

本来のツアー設定では、「道の駅くらぶち小栗の里」で昼食休憩を取る予定だったのですが、ゲストの皆様と協議したところ、せっかくなので高崎市の名物「カツ丼」を食べてみることになりました。インターネットでの口コミ評価が高い「栄寿亭」さんに伺いました。

こちらは創業 1919 年(大正8年)の老舗です。カウンター席だけのお店でほぼ満席で、人気の高さに驚きました。それもそのはず、

カツ丼A(玉子なし)450円
カツ丼B(玉子ひき)500円
カツ丼C(玉子なしジャンボカツ=カツ丼Aの倍のボリューム) です。

こちらはソースではなく、伝統の和風だれを使ったカツ丼で、米は国内産こしひかり100%、豚肉は群馬県産「上州もち豚」を使っています。とても美味しいカツ丼で、見た目よりも量が多く、満腹になりました。500円でこのパフォーマンスはなかなか無いと思います。

他にも玉子丼、親子丼、焼肉丼、カツカレー、ハンバーグ、ポークソテー、エビフライ…などがあります。カツ丼以外のメニューもいつか食べてみたいと思いました。

洞窟観音 徳明園

当ホテルから車で片道 90 分程度で行ける紅葉スポットで、最も遅い時期に観賞できる場所が観音山エリアです。

徳明園は「北関東随一の名園」と評される日本庭園で、枯山水、池泉回遊、苔庭、石庭の4つのエリアからなり、それぞれに群馬の銘石とされる三波石の巨石とモミジがふんだんに配置、植樹されています。さすがに紅葉ピークは過ぎていましたが、それでもまだ緑色が残るモミジがあり、落ち葉の紅色も若干残っており、名園を散策し楽しむには充分でした。和服のカップルが来園し記念写真を撮る一コマもあり、私たちもあやかって後ろ姿の写真をゲットしました。

洞窟観音は群馬一の呉服商を築いた「山田徳蔵」さんが私財を投じて造成したもので、洞窟内で 39 体の御利益観音様に参拝できます。ただ穴を掘っただけではなく、掘った穴の内壁に浅間山の溶岩(追分キャベツ)を敷き詰めてあり、大変な工事をしたものだ、と驚きます。彫刻師は高橋楽山という高名な方だそうですが、洞窟内が暗く、また仏像との距離があったために、細かなところまで観察しにくいのが難点でした。

高崎白衣大観音 慈眼院

次に訪問したのは、「慈眼院 高崎百衣大観音」です。「びゃくえだいかんのん」なのですが、なぜか地元では誰もが「びゃくい」と発音しています。高崎市営観音山有料駐車場に車を駐めて、参道商店街を歩きました。閑散期ではありましたが、いくつかのお店が開いていました。

「アマビエだるま」が目にとまり入店したのは「清水屋」さん。民芸品を多く取り扱っています。葡萄やアケビの蔓で編んだ見事なバッグ、手の込んだ「曲げわっぱ」、黒柿の御猪口など、一級品がずらっと並んでいました。

白衣大観音は拝観料 300 円で胎内めぐりができます。中に入ると横幅の狭い 146 段の階段が交差し、9階まで上ることができます。各階の踊り場には仏像が安置されており、合計 20 体ある仏像は大胆な色彩でどこかユーモラスで、東南アジアの仏像の様でした。

白衣大観音の裏手にある「光音堂」は願いを一つだけかなえてくれるそうです。予め準備をしていなかった私はあれこれ煩悩が頭の中を駆けめぐり、結局絞り込んだお願いをすることができませんでした。

少林山達磨寺(高崎市)

今回は少人数だったので小回りが利き、同じ高崎市内の「少林山達磨寺」にも訪問することができました。

洗心亭付近の紅葉はもう終わっていましたが、本堂前のカエデにはまだ紅葉が残り、観音堂前のカエデは紅葉ピークに間に合うことができました。

奉納された「だるま」に名入れされた屋号名は、地元群馬の会社名が多いですが、全国的な会社もありました。少林山達磨寺は全国から崇敬されている寺院です。

このツアーをご案内させて頂いたことに感謝いたしております。ゲストの皆様のかけがえのない一日になれば幸いです。当ホテルのオプショナルツアーを楽しんでいただきまして誠にありがとうございました。


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