知ってました? 今は絶景な浅間山大噴火(2万4千年前)の爪痕

浅間山・山の風景


上の写真は浅間山&黒斑山登山道のトーミの頭を横から撮った写真です。この風景を知らない方はとてもビックリされますし、こんな風景を登山初級者でも見られるのだったら、登山を始めてみよう!と思われる方も少なくありません。

 

 

黒斑山登山道を、1時間20分くらい登ると、目の前がドーンと広がります。浅間山との間に空いた大きな隙間、絶壁があることがわかります。

この場所を「槍ヶ鞘(やりがさや)」と云います。

 

 

 

その20分くらい先にあるのが「トーミの頭」です。

右側も絶壁です。

 

 

 

 

 

 

そして左側も凄い絶壁です。

写真では切れてしまっていますが、この左手前には黒斑山々頂があり、その先には稜線をずっと歩いて行ける登山道が続いています。

 

 

 

 

 

そして何より、目の前、足元が絶壁です。ここは、約2万4千年前に浅間山の前身火山ともいえる「黒斑火山」の旧火口壁です。大規模な山体崩壊を起こした崩落壁という言い方もあります。とにかく、凄い迫力なのです。

 

 

この火口縁の稜線を綴る登山道を歩いていくと…

 

 

 

 

 

 

やがて、この急崖を下りられる場所があります。太古に溶岩が流れた跡の縞模様が凄いです。

ここを、Jバンドと云います。

 

 

 

 

 

やや振り返ると、三ケ月状の大地が見えます。あれは「湯の平」といわれる場所です。

この、湯の平から見上げる風景もまた、素晴らしい絶景です。

その風景は、また別のページでご案内いたします。

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