「世立八滝」ハイキングと「尻焼温泉」入浴

世立八滝は、当地では身近なハイキングコースなのですが、初めて訪問された方は、かなり急な階段が続くので驚かれることがあります。

やはり、今回のゲストの皆様も、その急勾配っぷりに驚かれ、「これがいつまで続くのか？」と、とても心配だったそうです。しかし実際には、最後の滝（さつうぜんの滝）には行かなかったので、筋肉痛にならない程度でホッとされていました。

この滝群のある八石沢川には堰があり、取水しているときは水量が少ないのですが、今日は取水していなかったので水量が多く、迫力十分でした。

一番最初の「大仙（おおぜん）の滝」の滝つぼに降りてみると、滝による風圧が凄く、怖くてあまり近づけませんでした。また、最後の「仙の滝」は最も滝に接近でき、迫力ありつつも上品な形状に皆様感激されていましたが、上部にスズメバチの巣があり、蜂の姿も見え、観賞した後は恐々と退散しました。

世立八滝で滝めぐりをした後は、当地の人気のお蕎麦屋さん「野のや」に行きました。地元（旧六合村）産のそば粉を 100 ％ 使用し野反湖の源流水で丁寧に、のどごしの良い二八そばを手打ちしていらっしゃいます。

注文して出てきたそばはとても細く、技術の高さに恐れ入りました。なんといってもここの目玉はマイタケで、どうやって食べたらいいのか？という大きさです。

夏のメニュー「入山きゅうり」は普通のキュウリとは違い、みずみずしいキュウリです。当地にある、原種により近いキュウリだと思います。鎌原キュウリなど、採れた土地で名前がついています。土地により少しずつ味が違うのも不思議です。

尻焼温泉は天然の川である長笹沢川の川床に、温泉が大量に湧出しているところがあり、夏は川の温度も上がってくるために、かなり広い範囲が温泉露天風呂として入ることができます。

川底にはサイズがバラバラの石がゴロゴロしており、少し滑りのある苔がついているために素足で入るのが危険です。そこで、途中の道の駅で「草履」を購入し、足裏を保護して入浴しました。

また、大自然の中の露天風呂なので、着替える場所などがしっかりとしていなく、女性ゲストは湯あみを着たり、バスタオルを巻くなどして工夫して入浴しました。

お風呂上りには、喜久屋豆腐店の「とうふアイスクリーム」を食しました。さっぱりしたアイスクリームで、お風呂上りにはちょうど良い甘さ加減でした。

LUOMU（ルオムの森）とは、フィンランド語で「自然に従う生き方」という意味だそうです。北軽井沢の人気キャンプ場「SweetGrass（スイートグラス）」を経営する有限会社きたもっく様が運営しています。

ルオムの森にはたくさんの樹上冒険施設群（スイートグラスアドベンチャー）や、大正時代に建てられた歴史ある洋館があります。スイートグラスアドベンチャーは子供も大人も楽しめる施設ですが、静かに過ごしたい親御様は、百年の洋館でブックカフェやギャラリーを楽しむことができます。以前から力を入れて取り組んでいる「薪ストーブ」販売や関連グッズの他に、近年は浅間高原産の蜂蜜もラインナップしています。

ルオムの森では冒険遊びだけでなく、コーヒーを飲みながら、のんびり過ごすこともできます。