須坂市の桜めぐり 臥竜公園 ほか

2020 年４月 12 日（日）オプショナルツアー
「須坂市の桜めぐり 臥竜公園 ほか」

2020 年４月 12 日の ホテル軽井沢 1130 オプショナルツアーは、
「須坂市の桜めぐり 臥竜公園 ほか」を実施いたします。

土蔵造りの旧製糸家建物や大壁造りの商屋などの古い町並みを今も残す「蔵の町・須坂市」には、桜の名木もたくさん残っています。樹齢数百年、幹周り４ｍ 超の桜巨木がざらにある、須坂市天然記念物の桜を巡ります。

昼食は須坂市内でご自由にお召し上がりください。

「須坂市臥竜公園」では毎年４月上旬から下旬にかけて、「臥竜公園さくらまつり」が大々的に行われています。須坂市臥竜公園の桜は「日本さくら名所 100 選」にも選ばれている、県内でも有数の桜の名所です。ソメイヨシノなどの桜が竜ヶ池周辺に約 160 本、園内全体では約 600 本が咲き誇ります。

「大広院のしだれ桜」は古くから地域の目印でした。寺の創建は天正６年（1578）、桜は創建の頃に植えられたと考えられ、推定樹齢 400 年です。樹高は 12 m あり、以前はもっと樹高があったと思われますが、枝先が先枯を起こし伐られています。現在伐られたところから芽が吹き花は傘状になって見事に咲いています。 須坂の中世を語る、貴重な桜です。

「廣正寺のエドヒガン」は幹周 4.29 m、樹高約 17 mで枝張りも良好です。エドヒガンはサクラの仲間では最も寿命の長いもので、従って古木も多いのですが、幹囲４m 以上で幹に傷のないものは少ないです。その点、本樹は一部枝に枯れた部分もあるが、主幹には傷がなく、健在です。 日本のサクラの古木として長く保存できることは望ましいことです。

「萬龍寺」付近には、須坂市天然記念物に指定されているシダレザクラの木が半径 100 ｍ 以内になんと６本もあり、桜の時期は荘厳です。

「東照寺のしだれ桜」もまた、地域の目印となってきました。推定樹齢は約 350 年～ 400 年とみられ、寺よりも 100 年ほど早く植えられたと考えられています。当該地の敷地が一段高くなっていて、東照寺移転の前に中世に由来する居館跡であった可能性もあります。

「延命地蔵堂のエドヒガン」は推定樹齢 430 年。根周り約６m、樹高約 10 m です。梢は東西南北に約 15 m に広がる市内最古最大の銘木です。古木の風格と母木のやさしさを漂わせる姿は見事に尽きます。

≪スケジュール≫
 9：00　ホテル出発
10：15 ～ 12：10
　　　　 須坂市内各所をまわって桜めぐり
　　　　 大広院、廣正寺、萬龍寺、東照寺、延命地蔵堂など旬の桜を観賞
12：00　遠藤酒造場　自由昼食
13：00 ～ 13：50　臥竜公園の桜を観賞
15：10　ホテル帰着